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脳血管性認知症

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認知症の原因としてアルツハイマー型認知症の次に多いのが脳血管性の認知症です。
脳血管性の認知症は脳の血管が狭くなってしまって詰まってしまったり、破れてしまったりする脳卒中が原因で起こります。

 

血管が詰まってしまって血液の流れが悪くなってしまう状態を動脈硬化の状態といいます。
動脈硬化が発生するほとんどの原因は血管の内側にコレステロールなどの脂肪が沈着して塊を作って、血管が狭くなってしまったり、さらに悪いと詰まってしまったりします。それに加えて動脈硬化を起こしてしまった血管は、本来の弾力性がなくなってしまい、血圧が高くなってしまった場合は破れることもあります。

 

動脈硬化が原因となって脳の中の血管が詰まってしまったり、破れてしまうと血液の流れが正常な状態ではなくなりますから、その欠陥の周囲の神経細胞に栄養や酸素が供給できなくなるため血管周囲の神経細胞が死滅します。
脳の1部の細胞が死滅すれば、その細胞が受け持っていた機能がなくなってしまいます。

 

脳卒中のおよそ80%は脳の血管が詰まってしまって引き起こされる脳梗塞と言う病気です。そして残りの2割は血管が破れることによって出血を起こす病です。
脳の中でこれらの疾患が起こった場合、脳のどの部分の神経細胞が損傷受けてしまって機能果たせなくなった状態になったのか?によって、知的機能が部分的に低下することがあります。判断力や理解力が保たれているのに記憶力が非常に低くなるような症状がたびたび引き起こされます。
この事例のように能力がまだらな状態で低下してしまうので、まだら認知症とも言われることがあります。

 

脳血管性の認知症は記憶力が低下すること以外に、歩行が困難になる、手足が麻痺してしまう、ろれつが回らなくなる、気持ちが落ち込んでしまって感情のコントロールができなくなる、などの症状が出ることもあります。

 

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